鏡とワタシ

2002年11月8日

毎日何にもなくて

ひとりぼっちの
部屋の中


平坦すぎる毎日と

ひとりで過ごす
こんな夜


膝を抱え
蹲っていられナイ

いつかココロも
錆び付いてしまって

瞳の炎も薄れ
消えてしまうのなら

死んでもイイと
想える何かに向って


走りたい


だけど
その”何か”が分からナイ


今夜も
ひとり部屋の中

冷たい
空気が凍えさす・・・


鏡の中の
ワタシが呟く・・・


くるしい 
 くるしい

ひとりはツライよ・・・

かなしい
 かなしい

暗くて観えナイよ・・・


鏡の前のワタシと
 鏡の中のワタシ

鏡にてのひらを合わせてみても

だれもいない
 だれもいない

ひとりだよ 
 ひとりだよ

ひとりなんだよ・・・

鏡の中に
住んでるワタシが繰り返す・・・


鏡を割って

耳を塞いだ


これで

もぉ
何も聴こえナイ・・・


ホントのワタシの声は


聴こえナイ・・・


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